日本ソフトウェア科学会第26回大会

共催:島根大学

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開催案内・参加募集

日本ソフトウェア科学会 第26回大会を次の要領で開催致します. ふるってご参加ください. 大会は会員の研究発表の場です. 新しい研究成果を広く公開し, 議論し, 情報を交換する大切な機会です. 多くの方々にご参加いただきますようお願いいたします.

日本ソフトウェア科学会大会は, 1件30分というゆったりした発表時間を特徴としており, 参加者, 発表者の双方から好評を得ています. 特に優秀な発表に対しては 「高橋奨励賞」 (故高橋秀俊先生にちなむ賞)が与えられます. さらに大会発表の予稿は,学会誌 「コンピュータソフトウェア」 へ,同時に投稿することができます.

本年度も,登壇発表に加えて,ポスター・デモ発表を受け付ける予定です. こちらも奮ってご参加ください.

今回は,2名の先生による招待講演, および,オープンソースソフトウェアに関する特別企画 を用意いたしました.

なお,大会に関して御不明の点 (発表,プログラム以外) がありましたら, info_services ___AT___ jssst.or.jp までお問い合わせください. (___AT___ を@にかえてください.)

日時

 2009年9月16日(水)〜18日(金) (なお併設企画として, 9月15日(火)にPPLサマースクールとチュートリアルを行います.)

会場

 島根大学(松江キャンパス) 教養講義室棟 2号館(図面中番号K). 交通アクセスについては こちら をご覧ください.

対象分野

 ソフトウェア科学全般. なお,一般セッションの他, 特別セッション「情報爆発」 を設けます.

参加費用

 一般会員 8,000円 一般非会員 12,000円
 学生会員 4,000円 学生非会員 6,000円

 当日会場でお支払いください.事前申し込みは不要です. 学会入会手続き中の方は,会員向け参加費が適用されます.
 なお,懇親会には,大会に参加された方はどなたでも出席することができ, 懇親会費を徴収してはおりません. したがって,大会参加費に懇親会費は含まれておらず. 懇親会費をさし引いた領収証は発行していません.

登壇発表申込

 登壇発表者は日本ソフトウェア科学会の正会員または学生会員に限ります. ただし,発表申込時に入会手続き中である場合も含みます.

登壇発表申込締切

 2009年7月6日(月) 必着 (締め切りました)

予稿原稿締切

 2009年8月3日(月)必着 (締め切りました)

ポスター・デモ発表申込

 ポスター発表のための会場を用意します. ポスター掲示に加えて,ノートPC等を持ち込んでのデモも可能です. 登壇発表と同じ内容でのポスター・デモ発表も歓迎します. 代表発表者は日本ソフトウェア科学会の正会員または学生会員に限ります. ただし,発表申込時に入会手続き中である場合も含みます.

ポスター・デモ発表申込締切

 予稿のない場合は2009年8月14日(金)必着, 予稿のある場合は登壇発表と同じです. (締め切りました)


招待講演

今大会では,以下のお二方による招待講演を予定しています (講演日,題目は変更される可能性もあります.)


特別企画「オープンソースソフトウェア内輪話」

オープンソースは,優れたソフトウェアを世に送り出すための, 魅力的な開発手法のひとつです. これまでに実に多くのソフトウェアが,オープンソースで開発され, 情報基盤の一翼を担っています. しかしその一方で,技術的に優れているにも関わらず, 十分に認知されないまま消え去るプロジェクトが後を絶ちません.

本企画では,著名なオープンソースソフトウェアの関係者をお招きし, 苦労話や成功秘話などをご紹介いただきます. 開発の裏側に秘められた汗と涙の履歴を共有することにより, 本学会の会員の手による優れたソフトウェアが, 人類の英知の集積物として社会に広く認知・還元されるための, ノウハウを蓄積することが本企画の狙いです.

本企画は,9月18日(金) の 10:00〜13:00 に開催します.

  1. 10:00〜10:25 導入 (野田哲夫氏 / 丹生晃隆氏 :島根大学)
    オープンソースソフトウェア全般の概観,組織面での話題,海外の事例紹介
  2. 10:25〜12:20 (途中10分休憩) 事例紹介
  3. 12:20〜13:00 ディスカッション
    フロアを交えた意見交換

特別セッション「情報爆発」

人類によって創出される情報量は2000年以降爆発的に増大していることが明らか になりつつあります. この状況にあって, 情報爆発時代に向けた先進的なIT基盤技術の構築を目指す 文部科学省科学研究費補助金特定領域研究 「情報爆発時代に向けた新しい情報基盤技術の研究」(代表:喜連川優 東京大学教授)が設定されました.

この領域では爆発する大量で多様な情報から真に必要とする情報を効率良く且つ 偏りなく安心して取り出すことを可能とする技術, 大量の情報を管理する大規模な情報システムを安定・ 安全に運用するための新しいサステナブルな技術, ならびに,人間とのしなやかな対話により誰もが容易に情報を利活用できるようにす る技術の確立を目指しています. さらに,多様な情報を活用した先進的なITサービスを 人間社会に受け入れやすくするための社会制度設計も視野に入れ, 情報学諸分野における様々な先端的手法を有機的に融合することに 総合的に取り組みます.

本格的な研究の開始から三年を経てさまざまな成果を生んでいますが, その基礎的な部分には日本ソフトウェア科学会の主要な研究領域との重なりも多く, 数多くの計画研究・公募研究の中には本学会の会員によるものが少なくありません. そこで,本大会では以前の第23回,24回の大会と同様, このテーマについての特別セッションを設け,プロジェクト成果の周知とともに, 会員諸氏の参画をさら推進するため,広く発表を募集することとしました. このテーマに関連する研究成果の発表を歓迎します.


併設企画

第7回プログラミングおよびプログラミング言語サマースクール (PPL Summer School 2009)

 2009年9月15日 (火) 13:30 〜 18:00
 講師 千葉滋氏 (東京工業大学)
     「モジュール機構の最前線 --- OOP、AOP、さてその次は?」
    土屋達弘氏 (大阪大学)
     「充足可能性判定を利用したモデル検査」

ソフトウェア工学の基礎 (FOSE) 研究会チュートリアル 「ウェブアプリケーションフレームワークの光と影」

 2009年9月15日 (火) 16:00 〜 19:00
 講師 満田成紀氏 (和歌山大学システム工学部)
    福安直樹氏 (和歌山大学システム工学部)


交通機関と宿泊

ソフトウェア科学会では, 松江への交通および松江市内の宿泊施設の斡旋はいたしません. 参加する方は,御自分で御予約くださいますよう,よろしくお願いいたします. なお,大会直後から連休が始まりますので,交通機関 (特に9月18日の飛行機), 宿泊ともに混み始めているようです. なるべく早いうちの御予約をお薦めいたします.


お役立ち情報

島根県内の観光情報 しまね観光ナビ
松江市内の観光情報 松江観光公式サイト


委員

 大会委員長  柴田 均  (島根大学)
 運営委員長  平川 正人  (島根大学)
 プログラム委員長  岩崎 英哉  (電気通信大学)
 プログラム委員  伊知地 宏  (ラムダ数学教育研究所)
   岩崎 英哉  (電気通信大学)
   大堀 淳  (東北大学)
   尾内 理紀夫  (電気通信大学)
   栗原 聡  (大阪大学)
   胡 振江  (国立情報学研究所)
   河野 健二  (慶應義塾大学)
   光来 健一  (九州工業大学)
   権藤 克彦  (東京工業大学)
   笹田 耕一  (東京大学)
   Jacques Garrigue  (名古屋大学)
   沢田 篤史  (南山大学)
   志築 文太郎  (筑波大学)
   鈴木 貢  (島根大学)
   立堀 道昭  (日本IBM東京基礎研究所)
   塚田 恭章  (NTTコミュニケーション科学基礎研究所)
   西尾 信彦  (立命館大学)
   廣津 登志夫  (法政大学)
   増原 英彦  (東京大学)
   八杉 昌宏  (京都大学)
   吉岡 信和  (国立情報学研究所)