岩崎研究室では,質の高いソフトウェアと,それを構築するための洗練されたプログラミング言語について研究しています.
現在,国立情報学研究所等の他組織との共同で,大規模なグラフデータを処理対象とする並列アプリケーションの開発を支援するシステムの研究・開発(Fregel プロジェクト) に取り組んでいます.
役職/学年 | 名前 | Name | |
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(教授) | 岩崎 英哉 | IWASAKI Hideya | iwasaki + @cs.uec.ac.jp |
博士3年生 | 齋藤 匡 | SAITO Tadashi | 20tsaitou + @ipl.cs.uec.ac.jp |
修士2年生 | 高橋 裕司 | TAKAHASHI Yuji | 21ytakahashi + @ipl.cs.uec.ac.jp |
齊藤 百香 | SAITO Momoka | 22msaito + @ipl.cs.uec.ac.jp | |
山本 武蔵 | YAMAMOTO Musashi | 22myamamoto + @ipl.cs.uec.ac.jp |
岩崎研究室では,プログラミング言語にかかわるさまざまな話題,また,それらの言語を用いたシステムやソフトウェアを,主な研究対象としています.過去の学位論文一覧はこちら.
現在の主な研究課題の概略は,次のようなものです.
記号処理言語,関数型言語などに関して,言語設計,効率のよい処理系,使いやすい言語環境を実現する等の研究です. 最近では,関数型言語 Haskell の処理系のメモリ効率の改善,関数型言語によるさまざまな応用プログラムの作成,IoTデバイス向けのJavaScript処理系の構築などに取り組んでいます.
使用目的をある特定の問題に特化したような言語 (ドメイン特化言語) を設計し,処理系を実現します. 最近では,埋め込み型ドメイン特化言語の実装を支援するDライブラリLibDSLの研究, CプログラムにLuaインタプリタを埋め込んだアプリケーションの記述を支援するドメイン特化言語LuCaの研究などに取り組んでいました. 現在では下で説明する研究テーマと関連して,グラフデータ処理を記述するための関数型ドメイン特化言語Fregelの開発を行っています.
ユーザに多大な負担をかけず,プログラムを高速,並列に実行するための方法の研究で,PC クラスタ,マルチコア計算機などの実並列計算機環境上に実装して効果を確認したり,理論的な考察を行ったりします. このようなシステムは,ユーザに並列性を意識させないので,「並列性忘却プログラミング」システムとも呼ばれます. 現在は,大規模グラフ処理を並列に行うための基盤となるシステム (Fregel プロジェクト) に取り組んでいます. また以前には,スケルトン並列プログラミングのためのライブラリSkeToの開発研究を行ってきました.
OS など,計算機の根幹をなす一連のソフトウェア ,またそれらのソフトウェア上で力を発揮する応用プログラムを設計・実現するという研究です. 最近では,ディレクトリごとにモードの設定が可能なジャーナリングファイルシステム,仮想マシンモニタを利用したルートキット検出システム, LinuxのI/Oスケジューラの拡張,それらの応用システムなどの研究に取り組んでいます.
与えられたプログラムを効率のよいプログラムに変換するための仕組およびシステムを研究するというものです. 最近では,「構成的アルゴリズム論」という理論に基づき,余計な中間的データ構造を生成しないようにプログラムを変換する方法,コンパイラによりループ本体を行列積の形式に変形して自動並列化を行う方法,XQueryというXML問い合わせ言語のプログラムを,Macro Forest Transducer という相互再帰関数へ変換する方法などを考察し,プログラムの実行性能を向上させる研究に取り組んできました.
電気通信大学 大学院情報理工学研究科 情報・ネットワーク工学専攻 コンピュータサイエンスコース
(改組前: 電気通信大学 大学院情報理工学研究科 情報・通信工学専攻 コンピュータサイエンスコース)
電気通信大学 情報理工学部 情報・通信工学科 コンピュータサイエンスコース
電気通信大学 情報理工学域 I類 (情報系)
〒182-8585 東京都調布市調布ヶ丘 1-5-1 電気通信大学 西9号館 情報・ネットワーク工学専攻事務室 宛
役職 | 名前 | 居室 | 内線番号 |
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教員 | 岩崎 | 西10号館628号室 | 5613 |
学生 | — | 〃 | 〃 |