岩崎 英哉 (Hideya Iwasaki)
明治大学
理工学部
情報科学科
教授
〒214-8571 神奈川県川崎市多摩区東三田1-1-1
第2校舎6号館
EMail: iwasaki __at__ cs.meiji.ac.jp
Tel: 044-934-7455
発表文献リスト
岩崎研究室ホームページ
English Version.
研究プロジェクト
研究テーマ
- プログラミング言語とその処理系
記号処理言語,関数型言語,オブジェクト指向言語などを設計し,
効率のよい処理系,使いやすいユーザインタフェース等を実現する.
最近では,
組込み機器向けのカスタマイズ可能なJavaScript処理系の開発,
値が漸次的に改良されて真の値に近づいていくような近似値の列
Improving Sequence
を第一級の対象として扱うような言語などに取り組んでいる.
- ドメイン特化言語
使用目的をある特定の領域に特化したような言語 (ドメイン特化言語) を設計し,
処理系を実現する.
最近では,埋め込み型ドメイン特化言語の実装を支援するD言語ライブラリ
LibDSL
の研究,
CプログラムにLuaインタプリタを埋め込んだアプリケーションの記述を支援する言語
LuCa
の研究などに取り組んだ.
- 並列プログラミングシステム
ユーザに多大な負担をかけず,プログラムを高速,
並列に実行するための方法を研究し,
実並列計算機環境上に実装し効果を確認する.
最近は,
大規模グラフ並列処理のための理論基盤とプログラム開発基盤および
それに基づくシステム
Fregel
についての研究を中心に行っている.
以前には,スケルトン並列プログラミングのための理論的な考察とシステム
SkeTo
についての研究を行った.
- 構成的アルゴリズム論とプログラム運算
与えられたプログラムを効率のよいプログラムに変換するための仕組みおよびシステムを研究する.
たとえば,余計な中間的データ構造を生成しないようにプログラムを変換
(プログラム運算と呼ぶ) することによって,
プログラムの効率改善を図る方法について取り組んでいる.
- システムソフトウェア
OS など,計算機の根幹をなす一連のソフトウェア ,
またそれらのソフトウェア上で力を発揮する応用プログラムを設計・実現する.
最近では,
プロセスの実行コンテキストに応じてふるまいを変えることができるカーネルモジュール,
およびその応用としてのサンドボックスシステムなどに取り組んだ.
学術活動
- 日本学術会議
連携会員 (2011年10月より2023年9月まで)
- プログラム共同委員長:
PPL 2010
- プログラム委員:
PEPM 2020,
ICCS 2019,
ICCS 2018,
ICCS 2017,
SAC 2017 PAPP Track,
ICCS 2016,
ICCS 2015,
ICCS 2014,
SAC 2014 OOPS Track,
ICCS 2013,
ICCS 2012,
PPL 2011,
ICCS 2011,
PAPP 2010,
PAPP 2009,
PAPP 2008,
PPL 2004,
講義関係
- 2023年度
言語処理系論
(I類,前学期)
(電気通信大学からのみアクセス可)
- 2023年度
ソフトウェア工学
(I類,後学期)
(電気通信大学からのみアクセス可)
- 2023年度
プログラム言語基礎論
(大学院,前学期)
(電気通信大学からのみアクセス可)